プロフィール

藤掛洋子

横浜国立大学 都市科学部長・教授(博士・学術)

横浜国立大学都市科学部学部長
横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院教授
横浜国立大学教育人間科学部人間文化課程兼担教授
横浜国立大学都市科学部都市社会共生学科兼担教授

パラグアイアスンシオン国立大学客員教授

NihonGakko大学客員教授
NihonGakko大学名誉博士(教育)
カアグアス国立大学名誉博士(地域開発)

独立行政法人国際協力機構青年海外協力隊事務局技術顧問
独立行政法人国際協力機構青年海外協力隊事務局技術専門員

保土ケ谷社会福祉協議会評議員
国際開発学会理事
日本評価学会理事 
認定NPO法人ミタイ・ミタクニャイ子ども基金理事長 

専門分野は、文化人類学、開発人類学、ジェンダーと開発。社会的弱者のエンパワーメントをテーマにパラグアイ農村の女性や子ども、スラムの若者たちとともにアクション・リサーチを行っている。 JICA理事長表彰、パラグアイ上院議員・下院議員表彰などパラグアイにおける国際協力活動に対する表彰多数。特定非営利活動法人ミタイ・ミタクニャイ子ども基金理事長も務める。
Newsweek Japan特集『世界が尊敬する日本人100~国境を超えて世界を動かす逸材たち~』に選出。

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関連SDGs

主な研究分野

開発人類学

社会開発、環境開発、経済開発などを対象に文化人類学の視点を用い分析するとともに、当該地域の文脈に沿った適切な開発の在り方を提案する学問です。ローカルとグローバルの双方を接合させる点、開発と反開発という「呪われた双子」が共に向き合う研究でもあります。国際協力に興味のある人に向いています!

ジェンダーと開発

開発計画が策定される際、社会規範やシステムは、男性(性)の視点に基づいて形成されていることが多いため、その帰結としての不平等が内包されていることがあります。不平等なジェンダー構造が存在する社会では、開発政策や施策、事業に対しジェンダーセンシテビティと文化相対主義の両面からアプローチすることが求められます。ジェンダー視点から開発現象を考える学問です。

パラグアイ地域研究

1993年にはじめて南米パラグアイという国に住み、JICA専門家として、研究者として通い続けどんどんとパラグアイが好きになっていきました。これまでに十分に明らかにされてこなかったパラグアイの歴史・文化・伝統工芸品・先住民族の言語グアラニー語の表象や農村やスラムの人々の開発の受け止め方、農村女性のエンパワーメントなどを研究しています。

文化人類学

「文化」を中心概念にして、人間社会を理解しようとする学問です。研究対象となってきたのは「未開」の「非西洋社会」の異なる文化でしたが、時代はめぐり今日では日本の企業研究やバーチャル海外体験学習などを対象とした研究も行われています。人が大好きな人に向いています!

書籍

リンク集

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