2023年 8月から 9月にかけて約1か月間にわたり、グローバル・スタディーズプログラムSVパラグアイ渡航を実施しました。都市イノベーション研究院博士課程学生・先進実践学環生・都市科学部生他 19名がパラグアイの都市部・農村部において調査研究と実践活動を行いました。
横浜国立大学では藤掛洋子教授がプロジェクトリーダーを務めるJICA草の根技術協力事業:「パラグアイ共和国複合的農村開発~アグリツーリズムの展開に向けて~」を実施しております。プラネタリーヘルスの観点から農村にある自然との共生を目指し、ポスト資本主義のあり方やパラグアイの人々の豊かさ観を尊重した社会開発をパラグアイ三大学に加え、複数の組織・人と連携し、プロジェクトを推進しております。ラテンアメリカにあるブエン・ビビール(良い生活)が一つのキーワードになります。また、国際NPOが活動を展開するスラムにおいてプロジェクトのインパクト評価も学生たちと連携して実施しました。
帰国後、2023年10月から12月にかけて、全5回にわたるパラグアイ渡航帰国報告会をオンライン及び対面にて開催いたしました。本渡航にご支援を頂きました多くの皆さま方に厚く御礼申し上げますとともに、報告会にご参加頂きました皆様方に心より感謝申し上げます。
以下、第4回帰国報告会の詳細になります。
第4回帰国報告会には駐日パラグアイ大使や駐パラグアイ日本大使をはじめとした様々な方にご参加いただきました。
※全5回の報告会の概要は下段に記載しております。
横浜国立大学パラグアイ渡航帰国報告会(第4回・オンライン開催)
2023年12月15日(金)20時~21時(日本時間)
総合司会:藤掛洋子(横浜国立大学都市科学部長・教授)
開会挨拶 梅原出横浜国立大学学長
主旨説明:藤掛洋子(横浜国立大学都市科学部長・教授)
来賓挨拶 ラウル・フロレンティン・アントラ駐日パラグアイ大使館特命全権大使
エルメリンダ・オルテガ上院議員
ご挨拶 ズーリー・ベラアスンシオン国立大学学長
ディオニシオ・オルテガニホンガッコウ大学学長
マリア・グロリア・マルティネス・ブランカUNCA大学学長
若林敏哉JICAパラグアイ事務所次長
報告内容
1 「横浜国立大学+パラグアイ3大学で行うJICA草の根技術協力事業『パラグアイにおける複合的農村開発プロジェクト~アグリツーリズムの展開に向けて~』」 藤掛洋子(横浜国立大学都市科学部長・教授)
2 「マッピングアクティビティと意識調査 『パラグアイ共和国複合的農村開発~アグリツーリズムの展開に向けて』における一取組」 駒井佑作( 都市科学部・都市社会共生学科3年)、三島優一(同4年)
3 「ニャンドゥティを取り巻く現状と課題」 岩本日向子(都市科学部・都市社会共生学科2年)
4 「パラグアイのインフラ事情~都市基盤学科の視点から~」 髙山夏姫(都市科学部・都市基盤学科3年)
講評
アスンシオン国立大学 エドガー・サンチェス国際部長、ウーゴ・カバジェロ教授
カアグアス国立大学 ロサーナ・モラレス生産学部長 テオフィロ・ブルゴス教授
ニホンガッコウ大学 ミリアン・インスフラン・デ・ゴンザレス国際部長
閉会挨拶 藤掛洋子 (横浜国立大学都市科学部長・教授)
報告会司会:杉江つくし(都市科学部・都市社会共生学科3年)
報告会運営:江藤克(横浜国立大学大学院先進実践学環・修士1年)
河上士友羽(都市科学部・都市社会共生学科2年)
日・西同時通訳:高橋リリアナなるみ
主催:横浜国立大学藤掛洋子研究室
後援:駐日パラグアイ共和国大使館
協力:横浜国立大学都市イノベーション研究院、横浜国立大学XJICA草の根技術協力事業:『パラグアイ共和国複合的農村開発プロジェクト~アグリツーリズムの展開に向けて〜』、認定特活ミタイ・ミタクニャイ子ども基金
*写真掲載の許可を頂いております。
全5回の報告会の概要は以下の通りです。
〈報告会〉
第1回帰国報告会(日時:10月28日 14:00~16:00 場所:I’m home)
第2回帰国報告会(日時:11月13日 12:00~13:00 場所:横浜国立大学都市科学部棟104)
第3回帰国報告会(日時:11月16日 20:00~21:00 場所:オンライン)
第4回帰国報告会(日時:12月15日(金)20:00~21:00 場所:オンライン)
第5回帰国報告会(日時:12月16日(土)14:00~16:00 場所:横浜国立大学都市科学部棟104)
関連リンク
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- 藤掛研究室公式ウェブサイト