La Nación(パラグアイの新聞社)よりパラグアイの農村女性たちを支援する日本人女性として藤掛洋子教授がインタビューを受け、9月11日の新聞(紙媒体とデジタル版)に掲載されました。

ボランティア活動が彼女をパラグアイに導き、研究者として30年以上にわたり、パラグアイの農村女性たちのために活動を展開。

【記事概要】
横浜国立大学都市科学部長を務める藤掛洋子博士は、パラグアイの心を持つ著名な日本人女性であり、国際的に活躍する日本人100名の一人(2021年Newsweek『世界が尊敬する日本人100人~国境を超えて世界を動かす逸材たち~』)にも選ばれました。
藤掛博士はインタビューの中で、農村女性とともに学びあってきたプロセスについて語りました。また、パラグアイ農村部で困難な状況にあった女性たちがプロジェクトの研修を通して、意識や行動が変化し、アントレプレナー(小規模起業家)として活躍していることを紹介。当初は内気だった多くの農村女性たちが、「私はできる、以前とは違う」と語るなど、第一フェーズ:生活改善プロジェクトを経て、第二フェーズ:アグリツーリズムプロジェクトにアスンシオン国立大学、カアグアス国立大学、NihonGakko大学、SENATUR(パラグアイ観光局)他と連携し取り組んでいることを紹介しました。具体的には、農村女性たちが自宅にゲストを迎え入れる方法やおもてなしなど、サービスを提供するための学びを展開しています。このプロジェクトは、JICAが資金を提供しています。
藤掛教授は数千人のパラグアイ人女性、特に農村女性のエンパワーメントを支援しており、多くの女性たちが起業するまでに至るなど、パラグアイのコミュニティに大きなインパクト与える女性として知られています。

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