12月8日(日)13:30~16:00、神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)2階のプラザホールにおいて、2019年度SVパラグアイ・ボリビア渡航の学外第1回目の帰国報告会が開催されました。今回のステージは、特定非営利活動法人「地球のステージ」代表理事の桑山紀彦さんに出演していただき、「答えは現場にある~ノートとペンを持って教室の外に出よう~」というタイトルで、フィールドワークの大切さを学んでいく場になりました。
第一部の藤掛洋子教授による講演:「答えは現場にある」では、教授自身が海外フィールドで働くきっかけとなった経緯や重要性について話してくださりました。人生は幼い頃・若い頃の小さな経験がきっかけとなって大きく変わることを学びました。
第二部の前半は、SVで渡航した学生による発表が行われました。学生は各々のテーマを設定してプレゼンテーションを行い、最後にはその活動による成果等から生まれた新たな課題を述べました。第二部の後半では、先ほど述べた課題について、お客さんも含めたディスカッションを行いました。国内・海外をフィールドとした貴重な経験談をお聞きすることができ、とても勉強になったことに加え、私たちの研究の大きな励みとなりました。
第三部では、桑山さんによる「地球のステージ」が行われました。桑山さんは世界中で感じたことを歌にして、ギターの弾き語りで私たちにメッセージを届けます。今回のステージは、パラグアイ・南スーダン・パレスチナの3つの地域が舞台で、それぞれの物語と桑山さんのメッセージは深く心に刻まれました。世界中の人々と向き合い仕事をしていくことには様々な意味があることを私たちは学びました。本当に素晴らしいステージでした。
12月21日(土)には、川崎国際交流センターにおいて、今年度最後の帰国報告会が開催されます。川崎JICAボランティアの会の内藤幸彦さんのお話や、スペシャルゲストの腹話術師しろたにまもる氏をお招きしたショーも行われます。ぜひ足をお運びください!