12月21日(土)14:30~18:00、川崎市国際交流センター2階の団体活動ルームにおいて、2019年度SVパラグアイ・ボリビア渡航の帰国報告会が開催されました。今年度の渡航組にとって最後の報告会となりました。
第一部では、藤掛洋子教授による講演:「農村女性から学んだこと」、学生による発表、動画の上映が行われました。今回の報告会では、留学生のカルロスさんいよる発表や、現在パラグアイで活動している学部2年の張莉佳によるダブルアイデンティティのプレゼンテーションの代読も行われました。第一部の最後には、元JVC代表であり現在は日本映画大学の特任教授である熊岡路矢氏による講演があり、貴重なお話をお聞きすることができました。
第二部では、学生リーダーの住山智洋が、帰国後に南米で感じたことを曲にしてギター弾き語りで披露しました。曲名は『遠くの空に憧れて』です。歌詞やメロディから渡航の様々な思いがよみがえり、心を動かされました。また、スペシャルゲストのしろたにまもる氏とゴローちゃんによる腹話術ライブも行われました。海外公演という実績もある、とてもクオリティが高く面白いライブで、会場は笑顔に包まれていました。
第三部は「歳忘れ交流会」であり、先日のあーすぷらざでの報告会と同様にグループごとに分かれて、食事を楽しみながらディスカッションを行いました。貴重なお話やご意見をお聞きすることができたと同時に、私たちが若い頃に南米で学べたという経験は人生においてとても大きなものであると実感しました。
今回の報告会に際し、長い期間準備をしてくださった内藤幸彦様を中心とした川崎JICAボランティアの会の皆様に心より感謝を申し上げます。また、藤掛洋子教授をはじめ、今回の渡航をサポートしてくださった全ての皆様に感謝いたします。本当にありがとうございました。