パラグアイ国会表彰ならびに名誉博士号を頂きましたのでご報告申し上げます。

みなさま方へ

大変ご無沙汰しております。毎日があまりにも忙しくこちらのブログを更新することができなくなって数年が経ってしまいました。息子も10歳になり、それなりに悩みながらも子育てをさせて頂くことに感謝して、仕事も続けさせていただいていることに感謝して生きております。

先日、とても嬉しいことがありましたので久しぶりにこのブログを更新させていただきたいと思い至りました。

2015年10月28日、パラグアイとの22年間の関わりを通し、駐パラグアイ大使館上田善久特命全権大使ご臨席のもと、パラグアイの国会下院より表彰と金メダル(勲章)を頂きました。また、30分程講演をさせていただきました。実際には40分かかったとあとから言われました。

国会表彰にはピラポ日系人会長ご夫妻も駆けつけて下さり大変感激いたしました。

受賞の際に着用させていただいたのは、パラグアイの伝統的な手工芸品であるニャンドティの手作りドレスです。パラグアイ愛好家の方やパラグアイハープ奏者の方々などが時々お召になられているものです。

今回は、シングルマザーの方や体に障がいを持たれる方たちが作って下さり、彼ら・彼女らにとっての初めての作品になりました。この後にご報告いたしますが、名誉博士号授与式の時(下に写真を掲載いたします)にはわざわざ会場に駆けつけて下さり、とても嬉しく、涙がこぼれました。大変な中本当にありがとうございました。



こちらの写真が10月30日にNihonGakko大学より名誉博士号(教育学)を授与された時のものです。

二つの受賞(正確には3つの受賞)は身に余るものであり、これまで私を助けてくださった村の方々やご関係者の皆様とがあってのものであります。これらの賞は、私ではなく、パラグアイのご関係者の皆様方に贈られたものであることをしっかりと胸に刻み、これからも教育研究実践活動に真摯に取り組み続けたいと思います。

これからも多方面でご迷惑をおかけすることがあろうかと存じますが、どうか引き続きご指導ご鞭撻を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。

                                                 藤掛洋子