国際理解教育ひろば「ジェンダーと開発について地球市民として考える」~梅干しからはじまった国際協力~

昨年は、大学の教員として、ミタイ基金として、学生たちと「梅干し作りから考える国際協力」をテーマに活動してきました。

この内容について、2009年1月18日にJICA筑波でワークショップを開催する機会を与えて頂きました。

筑波方面にお住いの方は是非、のぞいてみてください。

藤掛洋子

http://www.jica.go.jp/tsukuba/event/index.html#a0118-01を参照 2009/01/16アクセス)

【講演・講座】国際理解教育ひろば「ジェンダーと開発について地球市民として考える」~梅干しからはじまった国際協力~

【担当講師】藤掛洋子 東京家政学院大学・大学院准教授

日時: 2009年1月18日(日曜) 9時45分から12時30分(受付は9時15分から)
会場: JICA筑波 管理棟3階 講義室1【地図】

国際理解教育とは「私たちが生活している世界について広く考え(Think globally)、足元を見つめて地域で活動する(Act locally)人を育む活動」です。

「平成20年度国際理解教育ひろば」は、国際交流・国際協力に関心のある方、はじめての方でも気軽に楽しく学べる内容となっています。参加型のワークショップ形式による講座を通して、一人一人が新しい発見をし、それぞれの考えを深めてみませんか?また、「国際理解教育」を担う人材としてのスキルアップを図るためのノウハウを学ぶこともできます。

H20年度は全4回の開催です。


第3回目のテーマは「ジェンダーと開発」についてです。
世界人口は、2008年現在、約67億と言われています。1日1ドル以下(※1)で生活している絶対的貧困層は、1995年の10億人から2000年には12億人に増加しており、世界人口の約半分にあたる30億人は1日2ドル未満で暮らしています。また、そのうち7割は女性であるといわれています(2000年『人間開発白書』、国際連合開発計画)。非識字者の3分の2は女性で、初等教育を受けられない子どもの60%は女児であることも指摘されています。これは、貧困の女性化(Feminization of Poverty)と言われる現象です。

私たちを取り巻く社会には、さまざまなジェンダー課題がありますが、それぞれの情報が分断されており、問題の本質を知ることも容易ではありません。ましてや、解決の糸口をつかむことは更に困難な状況です。

今回のワークショップでは東京家政学院大学大学院助教授 藤掛 洋子氏を講師に、身近にあるジェンダー課題をマクロなレベルの問題と照らし合わせ検討することから、日本や世界のジェンダー課題が一連の関係性の中にあることを考えていきます。

同時に、地球市民としてどのような課題解決に向けた取り組みができるのか、大学の学生たちが取り組んでいる「梅干しから国際協力」(新聞記事2種類)を事例に検討してみたいと思います。

専門的な知識は必要ありません。興味のある方、梅干しから国際協力とはいったい何をしたの?ジェンダーって何だろう?など、この講座を入り口にまずは世界について知りましょう!
皆さまの参加を心よりお待ちしております!!

(※1) 2008年より絶対的貧困は1.25ドルに改められました。


対象者:
   一般、高校生、大学生、NGO、教職員等、国際協力に興味のある方

参加費用:
   無料

参加・応募方法:
   電話、mail、FAXにて、氏名、連絡先を明記の上、下記問合せ先までご連絡ください。

応募締め切り:
   1月16日(金) 12時

問合せ先:
研修業務・市民参加協力課
国際理解教育ひろば担当
電話番号:029-838-1774
ファックス:029-838-1790
Eメール:jicatbic-ppt3@jica.go.jp

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