3歳6ケ月の息子の小児科医への直訴

3歳6ケ月の息子の小児科医への直訴

2008年12月26日、楽しいクリスマスも終わりました。今日はインフルエンザ2回目の接種に行かねば。
大学から車を飛ばして保育園に迎えに行くと、シオンは楽しそうに遊んでいた。大好きなマーくんもいた。
なんとか、うまく気持ちを乗せて、Y小児科に向かうために、「今日は外食しようね」と平日にはやったことのないことを口走ってしまった。しかし、逆効果となり、「マーくんと食事に行く」と大泣き。

車に乗っても、シオンは「マーくんと食事に行く~」
ママ:「今度ね~」
シオン:「今度じゃだめ~」とひきつけを起こしそうになるほど泣きじゃくる。この頑固さは一体誰に似たのだろう。しかし、ここで怒ってはいけない。
その後の辛い注射までこぎ着けなければ、これまでの苦労(インフルエンザの予約、1回目の接種成功、仕事のやりくりなどなど)が全て水の泡。車の中でなだめすかし、保育園の延長保育の園児たちが全員帰る頃、やっとシオンは気持ちを立て直した。は~、この間約40分。子育ては忍耐である。

Y小児科の方面に車で向かうと、「この道を曲がるとY小児科なんだよね~」と得意げなシオン。
本当に道を曲がったので、「どうして、ここをまがるの~」と不安な顔。「もしかして、ちゅうしゃじゃないよね・・・」とシオン。

嘘をついてはいけないので、「風邪が流行っているから、風邪のバイ菌がいないか、検査に行こうね~」と私。
その途端に「びょういんいかない~」と大泣き。泣き方も半端ではない。そこをなだめ、すかし、なんとか病院へ。

待合室で待つこと、半時間。その間は流石に小児科、子どもの喜ぶおもちゃがあるので、シオンはご機嫌。
しかし、「シオンさーん」と呼ばれると、硬直し、中待合室から何度も脱出を試みる。「ママ~、トイレ~」、「ママ~XX」。

Y先生が「シオンくーん」と呼ぶと、脱走しようとしたが、突如踵を返し、カーテンをくぐり、Y先生に向かって突撃。
シオン:「きょう、ちゅうしゃしないでしょ。ちゅうしゃしないよね。ちゅうしゃしないよね。ちゅうしゃしないでね」と、両手を握り拳にして、肩を怒らせて、Y先生に向かって直訴ときたもんだ。

いつからこんなに「立派」に直訴ができるようになったのかなぁ。その後のものすごい抵抗も、医者と看護師と母に押さえ込まれ、2回目のインフルエンザの注射、無事クリア。

「直訴」から日々の成長を喜ぶ、親ばかです。