国際協力スタジオ
藤掛 洋子
国際協力スタジオで学校建設を支援するためにフィールド調査中(パラグアイの農村部にて)住民集会
国際協力やNGO実践、貧困や格差、南米等新興国における社会企業など強い興味関心を持っている方を対象とします。
他者を「支援」することにはどのような意味があるのでしょうか?現在の資本主義システムの中で生きる私たちが考える「当たり前」のことは本当に当たり前のことなのでしょうか?途上国や東日本大震災後の復興の「場」で生きる人々の日常に向き合い、「主流」の学問の中で見過ごされている複層的な問題に目をつぶることなく、立ち止まって考え、批判的な視点から分析してみたいと思います。そして、自らできるアクション(例:NGO活動、フェアトレード、社会企業/起業など)についても議論を行います。国内外におけるフィールドワークは夏休みに実施することを前提とし、前期は論文輪読をしながら調査手法について学びます。後期はフィールドノーツのまとめを行い、後に論文の一部となる(であろう)報告書の作成を行います。
教室での演習以外に国際協力やNGO実践に自ら関わったり、国外の方々と交流したりする機会もありますので積極的に関わって下さる方が望ましいです。
ワークショップの様子。スタジオ生たちが導きだしたものは、途上国で学校建設をする活動に関わりたい、自分たちもパラグアイで学校建設を支援したい、というものでした。
実際に日本の反対側にある南米パラグアイに渡航し、学校建設の現場を視察しました。
国際協力スタジオで学校建設を支援するためにフィールド調査中(パラグアイの農村部にて)個別インタビュー
世界的に有名なパラグアイカテウラ楽団(The Recycled Instruments Orchestra of Cateura) を駐日パラグアイ大使館、株式会社良品計画の協力を受け、他ゼミ・スタジオと協力して横浜国大にお招きました。