第3回ラ・コルメナ料理教室

2016年10月27日。
NihonGakkko大学ラ・コルメナ分校において第3回料理教室を開催しました。IMG_1099IMG_1101
今回は、Torta de banana(バナナを使用したケーキ)、Torta de zanahoria (ニンジンを使用したケーキ)、Compota de durazno(桃の砂糖煮)を作成し、Compota de duraznoについては、日系人女性の参加者に講師を行っていただきました。IMG_1149
話は少し逸れるのですが、プロジェクト対象地域のラ・コルメナはパラグアイ最古の日系移住地で2016年の5月に移住80年を迎えました。現在でも約400人の日系人が住んでいます。
移住から80年が経過した現在でも日本語をはじめとする日本の文化や伝統が色褪せることなく残っており、どこか古き良き日本を思い起こさせるような場所です。
中でも日系人女性は家庭で祖父母や両親から、日本の漬物や味噌、巻き寿司、梅酒といった様々な加工品の作り方を教わっており、バリエーションも豊富でこのような加工品製造の知識もたくさん持っています。
このようなこともあり、人材育成の観点や日系人の持っている加工品の知識をパラグアイ人女性の参加者たちにも共有するために、今回は日系人女性に講師を務めていただきました。
その他、瓶の煮沸による保存の方法や前回と同様にコスト計算についての勉強会も実施しました。IMG_1124
参加者は回数を重ねるごとに、手際もよくなり、協力して取り組めるようになった。IMG_1091IMG_1177
今後はEXPOを意識して、味や見た目をさらに追及していけるようにしていきたいと思っています。