厚木市立鳶尾小学校で3月8日、藤掛研究室に所属するパラグアイ人留学生のリストファー・健・コントレーラ・伊吹さんよる国際理解のための特別授業が開かれました。小学校6年生51人が英語での授業に耳を傾け、パラグアイの文化を学びました。
タウンニュース厚木ならびに厚木市立鳶尾小学校のHPにも掲載されましたのでご覧ください。
以下、タウンニュース厚木の引用になります。
パラグアイのありがとう「アグイジェ!」鳶尾小学校で国際理解の特別授業を開催
厚木市立鳶尾小学校(同市鳶尾2-12-1、児童数335人、竹本悟校長)で8日、パラグアイ人留学生による国際理解のための特別授業が開かれた。6年生51人が英語での授業に耳を傾け、パラグアイの文化を学んだ。
授業は、異文化を尊重する心を育てようと、同校では初めて開催。講師は、パラグアイ国籍を持つ横浜国立大学大学院の院生クリストファー・健・コントレーラ・伊吹さん(26)が全編英語で務め、英語教員が通訳した。
同日は、児童らが手作りのパラグアイ国旗を振ってクリストファーさんを出迎え。授業では、国名の由来や、スペインの植民地だった歴史と言語、人種、食文化、人気のスポーツなどが、地図や写真を使いながら説明された。頬にキスをしたり抱きしめたりするパラグアイのあいさつを見た児童からは驚きの声が上がり、クリストファーさんは「パラグアイに来た時は驚かないでくださいね」と笑顔で話していた。児童からは「あまりなじみのない国のことを知れて良かった」「大人になったら行ってみたい」という感想が出ていた。最後はパラグアイの公用語であるスペイン語とグアラニー語で「ありがとう」を意味する「ムーシャス・グラシアス」「アグイジェ」と全員で声を合わせて締めくくられた。
授業を終えたクリストファーさんは「興味を持ってくれてうれしかった。最初は静かだったので恥ずかしがり屋な子たちなのかと思ったけれど、質問に答えてくれたのでお互いに話ができた。授業を通して、さまざまな国に興味を持ってもらえれば」と話していた。